DENTAL GLOSSARY歯科用語集
専門用語は色々と分からない事が多いかと思い、
できるだけ簡単で分かりやすくまとめて作り始めました。
内側翼突筋
筋肉の一種で骨格筋である。咀嚼筋の一つ。
内側翼突筋が収縮すると、咬筋とともに下顎骨を挙上し閉口する。咬筋などに比較すると挙上への収縮力は少なく、すりつぶし等の側方運動時に作用する。
ナイトガード
歯ぎしりや食いしばり、顎関節症によって、歯や顎に負担がかかるのを防ぐために口腔内に装着するプラスチックの装着。
激しい運動や格闘技をする時、歯を食いしばって力を出すようなスポーツでも使われる。
歯ぎしりや食いしばりは、顎に負担がかかるだけでなく、歯やセラミックの被せ物がすり減ったり、割れたりする原因となる。
歯茎を下げる原因の1つにもなる。
医療法人UDCうえだ歯科クリニックそしてHANA Intelligenceでは、
このような原因を防ぐ治療として使用しています。
ナンスのホールディングアーチ
永久歯を抜歯する歯列矯正の症例でよく使用される矯正装置。4番や5番の小臼歯を抜歯して行う矯正において、奥歯(大臼歯)が、抜歯してできたスペースに移動し、そのスペースを塞ぐのを防ぐもの。左右の奥歯に装着したバンドと、それを連結するように口蓋を抑えるプラスチックのプレート(レジンパッド)からなる構造で、奥歯が必要以上に前方に移動してくるのを防ぐストッパーの役割として使用される。
Ⅱ級ゴム
上顎前突(出っ歯)の矯正などによく使用される。主に上顎前歯の舌側移動、下顎臼歯の近心移動を目的として使用するゴム。ゴムは患者さまご自身で装着してもらう必要がある。
二次手術
インプラントと骨が結合するのを待ってから行う手術。埋入したインプラントの頭の部分を露出させ(頭出し)、インプラントにヒーリングアバットメントという歯肉を適正な形態に整える支柱(土台)を装着すること。
一次手術に比べて、身体的負担は少なく、短時間で終了する。
ニッケルチタンファイル
歯の神経を取る根管治療で使用するもの。一般的な医院で使用されているステンレスファイルより柔軟性があり、複雑な根管内を隅々まで行き届くように開発されたファイル。
ニッケルチタンワイヤー
歯科矯正用ワイヤー。大きな特徴は、超弾性(しなりやすい)、形状記憶(変形させても元にもどる)を持っていることで、矯正治療初期に使用される。
ニトリルグローブ
ニトリル(合成ゴム)のグローブ。ラテックス(天然ゴム)を使用していないため、天然ラテックスアレルギーのリスクがなく、耐薬品性、強度に大変優れた使い捨て手袋。