DENTAL TREATMENT 07. 顎関節症治療
患者様の症状を的確に診断し、
適切な治療を行います。
経過を見ていると何もしなくても治ることも多い為、それぞれの患者様に合わせて比較的多様な治療手順が生まれてくることになります。消炎鎮痛剤の使用、筋肉のマッサージ、お口を開けるトレーニング、マウスピースの使用など、これらを症状に合わせて組み合わせ、症状の軽減を図っていきます。
治療中の歯を放置していたり、歯並びが悪く噛み合わせが安定していなかったりする事が原因で顎関節症になっている場合は、矯正治療や修復治療などの歯の治療を行うこともあります。
SYMPTOMS
顎関節症の三大症状
NO.1関節の痛み
「口を開けようとすると顎が痛い」
NO.2関節の雑音
「口を開けるとき顎がガクガク、
ジョリジョリ鳴る」
NO.3開口障害
「口が大きく開けられない
(指1~2本分くらい)」
放置していると、痛みが増してくるだけでなく食事や会話に支障をきたしたり、顎の筋肉のバランスが崩れることで全身のバランスにも悪影響を及ぼし、頭痛や肩こり、腰痛などを引き起こすことがあります。
TRATMENT
顎関節症の主な治療法は
①鎮痛 ②開口訓練 ③噛み合わせのコントロールですが、
経過を見ていると何もしなくても治ることも多い為、それぞれの患者様に合わせて比較的多様な治療手順が生まれてくることになります。消炎鎮痛剤の使用、筋肉のマッサージ、お口を開けるトレーニング、マウスピースの使用など、これらを症状に合わせて組み合わせ、症状の軽減を図っていきます。
治療中の歯を放置していたり、歯並びが悪く噛み合わせが安定していなかったりする事が原因で顎関節症になっている場合は、矯正治療や修復治療などの歯の治療を行うこともあります。
マウスピース
鎮痛剤
開口訓練
矯正
欧米では顎関節症治療にボトックス治療を用いるのが一般的です
ボツリヌス製剤を用いて、筋肉の痛みに対してアプローチをすることが可能です。神経と筋肉の伝達を一部遮断して、筋肉の緊張を取り除き、顎関節症の改善をすることができます。日本の健康保険は適応できませんが、欧米では一般的な治療であり、マウスピースなどを用いてもこわばりが消えない患者様、長期にわたり顎関節症にお悩みの方には有効です。一回の治療の持続期間は約半年程度、治療費は3万円(税別)で、アレルギーの心配はほぼありません。使用単位数は約60〜70単位です。